今宵はちょっと映画でも

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2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ロケット・マン』映画のあらすじ&感想/Your Songができた瞬間まではよかった

2019年 世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いています。Your Songには涙しました。さらに、タロン・エガートンの圧倒的歌唱力にはおどろきびっくりでした。ロケットマン (字幕版) あらすじ オレンジ色の衣装に羽を付けた姿の男が、薬物治療の…

『小さいおうち』/映画のあらすじ&感想/じつは大きい物語です

2014年公開 山田洋次監督。私だったら松たか子に主演女優賞を送ります。完ぺきな演技でした。 あらすじ 大学生の健史の大叔母のタキが亡くなった。遺品の中からタキが書いた自叙伝が出てきた。「おばあちゃん」と呼び懐いていた健史がタキに、若い頃の話を書…

『gifted/ギフテッド』映画のあらすじ&感想/子どもの幸せって何だろう

2017年公開 ギフテッドとは、先天的に高度な知能を持っている人のことをあらわす言葉です。つまり天才のこと。 あらすじ 7歳のメアリーはフロリダの小さな町で、叔父のフランク(クリス・エバンス)、片目の猫フレッドと貧しいながらも楽しく暮らしていた。 …

『透明人間』映画のあらすじ&感想

2018年8月に公開されたスタジオ・ポノック制作のアニメ「小さな英雄・カニとタマゴと透明人間」の3つの短編の一つ。 ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間- あらすじ 古いアパートに暮らす青年は、ワイシャツを着て、歯を磨き、周囲と何ら変わりない。しか…

『風立ちぬ』映画のあらすじ&感想/ユーミンの曲が心に沁みます

2013年 宮崎駿監督・脚本 「堀越二郎・堀辰雄に敬意をこめて」とポスターに記されています。 「風立ちぬ」とは作家・堀辰雄の代表作で、長野で油絵を描く少女綾子と出会い病気で亡くした経験が題材となっています。 堀越二郎とは、実際の航空技術者です。実…

『ステキな金縛り』映画のあらすじ&感想

2011年 三谷幸喜監督・脚本。いつもより地味だけどやっぱり抱腹絶倒でした。 あらすじ 妻殺しの罪で裁判にかけられる矢部は、担当の三流弁護士のエミに無実を主張した。「その日はアリバイがある。一晩中幽霊に金縛りになっていた」というのだ。 しかしこの…

『千と千尋の神隠し』映画のあらすじ&感想

2001年、スタジオジブリの最高傑作・集大成ともいえる作品が誕生しました。国内の興行記録を塗り替え、海外でも絶賛され、アカデミー外国作品賞を受賞しました。 21世紀、アニメーションは完全に子供だけのものではなくなった、その象徴のような作品でしょう…

『わたしを離さないで』映画のあらすじ&感想

ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの小説を2010年に映画化。SF小説と呼ばれることもあるようですが、それは違うような気がします。 あらすじ 別の世界の1952年、不治の病とされていた病気の治療が可能になる。 1978年、キャシーは介護人として手術を…

『ブレードランナー』映画のあらすじ&感想

1982年公開 リドリー・スコット監督 この時代にこんな世界感の作品を作るなんて。その後、数十年たっても世界中にファンがいるようです。確かにいつ見ても新鮮に思えるSF作品です。 あらすじ 大企業であるタイレル社は、遺伝子工学の進歩によりレプリカント…