子供向けのファンタジーだと思っていたら、とんでもない。世界的なベストセラーの映画化だけのことはある、深くてダークなファンタジーでした。

数々の国内映画賞を受賞しました。作り手たちの作品への熱意がお湯も沸かしている気がします。

インドのムンバイで2008年に起きた同時多発テロの一つ、タージマハル・ホテルに焦点をあて、500人以上の人質たちと、その命を守ろうとするホテルマンの姿を描いています。

シリーズ3作目ですが一番アクティブです。それは展開そのものがジェットコースターみたいにノンストップで目がぐるんぐるん回りそうなのです。

そこには従業員たちの悲喜こもごもがあった。東西統一後の東ドイツの様子を知るのも、この映画で初めてでした。