今宵はちょっと映画でも

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2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ザリガニの鳴くところ』感想:動物学者による原作小説を描き切れていないけれど秀作

全世界で1500万部以上売り上げた大ベストセラー「Where the Crawdads Sing」の映画化。ザリガニは鳴かないが、ここはザリガニたちが歌うのを感じられるような場所です。

『カモン カモン』感想:美しいモノクロームの、これは観るべき映画

ジョーカーの怪演から2年、ホアキンのふり幅の大きさびっくり。同一人物と思えないです。

『怪物』感想:怪物の正体とは

是枝裕和監督 坂元裕二脚本 カンヌ映画祭脚本賞受賞。怪物だ~れだ、というCMがテレビで繰り返し流れ、おかげで劇場は満員となっていました。

『ゴッド・ファーザー』感想

1972年 フランシス・フォード・コッポラ監督 主演:アル・パチーノ この映画を語らずして近代映画は語れません。「素晴らしい」などという軽々しい表現では尽くせない。燦然と輝く映画の頂にある作品。アル・パチーノが初々しくしかも眩しく美しい。 あらす…

『マイ・プライベート・アイダホ』感想:リバーもキアヌもうつくしい。

リバー・フェニックスはこの作品でヴェネチア国際映画祭の主演男優賞に輝きました。出演をエージェントに反対されたけど、ノーギャラで挑んだようです。確かに男娼の役はショッキングですから。