今宵はちょっと映画でも

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2025-01-01から1年間の記事一覧

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』感想/ほんとうに世界の平和のことを考えたことありますか

原子力潜水艦やまとが独立国家になる・・なんてのは確かに画期的でありえない話ですが、じゃあ私たち、いままで世界の平和についてどのくらい真剣に考えたことがあるだろうって、誰かに頭を殴られたようにハッとしました。

『遠い山なみの光』感想/原作を読んでない人がどう感じるのかはわからないですが

カズオ・イシグロの最初の長編小説の映画化。脚本・監督は「ある男」の石川慶。主演の広瀬すずが主人公・悦子の複雑な内面を演じ切ることに成功していました。

『国宝』吉沢亮の代表作になると彼は言ったが・・

原作者・吉田修一が黒衣になって3年間取材した歌舞伎の世界が赤裸々に描かれています。この物語はフィクションですが、実際に外の世界から飛び込んで人間国宝になった方も。

『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』思わぬ名作の誕生かも

長野県警のメンバーと毛利小五郎が活躍する。というとちょっと地味に聞こえますが、内容は骨格のしっかりした推理サスペンスになっています。

『新幹線大爆破』いい、これは。

1975年の「新幹線大爆破」のリブート版。今回はJR東日本が全面協力。美しいはやぶさの映像もふんだんに出てきます。ノンストップで展開するパニック度はオリジナルを超えたように感じました。

『夜明けのすべて』感想/つらいときに誰かが救ってくれるならどんなにいいだろう

パニック障害とPMS。だれにも起こりうる身近な疾患にもかかわらず、その認知度は低いように思います。

『教皇選挙』感想/この作品がアカデミー作品賞を取れなかったのは・・

教皇選挙、つまりコンクラーベ。キリスト教最大の教派であるカトリックの最高指導者ローマ法王を選出する選挙。陰謀とかスキャンダルとか、カトリック教会が許すはずないから。

『侍タイムスリッパー』感想/異様なまでの熱意を感じる

この映画を突き動かしているのは、作り手の人たちの異様なまでの熱意に他ならないでしょう。

『関心領域』感想:重いテーマだが直視すべき事実

完成までに10年を費やしたこの作品。見なくてはならないのは塀の向こうであり、聞かなくてはいけない音はずっと背景に流れているのです。

『わたしは最悪。』感想

何が最悪かというと、世間一般の古い常識からすると、最悪ってこと。ただそれだけ。

『ザ・クリエイター/創造者』感想

近未来の地球ではAIがからんだ戦争がほんとうに勃発するのか、と思いたくなるくらいAIは想像を超えて進化している。だけどちょっと救いがあるのがこの映画。