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『ソング・サング・ブルー』感想/ヒュー・ジャックマンは歌っている姿はかっこいいが

出典:映画.com

 

できればもう何年か前にやってほしかった。ヒュー・ジャックマンでなくてはならない役どころでしたが、スクリーンで長い時間凝視するには役への埋没の仕方が不十分に見えました。それでも10年前なら、顔の良さですべてクリアできていたかも。いや、そういう問題じゃないか。

 

あらすじ

 

ニール・ダイアモンドを敬愛するマイクは、売れない歌まねの歌手。同じく歌まね歌手のクレアと出会い、ライトニング&サンダーを結成した。そして今まで恐れ多くて歌ってこなかったニールの曲を、「自分なりの解釈で」歌うことを決めた。

 

クレアと再婚し新しい家族となったが、なかなかうまくいかない日々が続く。しかし彼らの歌は確実に人々を魅了していくのだった・・

 

感想

 

実在した歌まね歌手の人がモデルになっています。ほんとうに紆余曲折あったんだなあという彼らの人生。歌っているときが一番幸せな時だったのだろうということが伝わりました。

 

そしてヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンの歌は本物。ニール・ダイアモンドの曲をよく知らなくても、まったく問題なし。その歌唱シーンだけでも一見の価値ありです。

 

ただし、歌っていない時のヒュー・ジャックマンは少しくたびれて見えました。音楽を愛し、妻と子供たちを愛し、昼間は自動車整備工、そしてかつては兵士でもあったマイク。

 

そしてクレアと結婚してからも不幸な出来事が。この人物像をどこまで掘り下げようとしたのか、あまりわからないようなへんな髪型で私たちを当惑させます。

 

その人が、歌い始めるや否や、とても魅力的な人物に変貌します。それ自体はいいのですが、ギャップということではなく、歌ってない時のマイクが凡人すぎるのです。

 

超人でもなく名作の主人公でもない、整備工で元兵士の普通の男の顔が、あまりにも普通にくたびれていてどこまで役作りしたのだろう、とちょっと雑さを感じてしまいました。

 

奥深くえぐる作品でもないし、歌うシーンが売りの映画なので、これでいいんだという感じなのでしょうが、だいぶ残念。どうしてクレア役のケイト・ハドソンだけが主演女優賞ノミネートなのか、なんだか理解できる気がしました。

 

あとに残るものはやはりニール・ダイアモンドの曲のメロディー。脳内で何度も再生されるサビの部分・・。やっぱりこの映画はこれでいいのかな。

 

 

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