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『アンブレイカブル』感想/ブルース・ウイリスがヒーロー

2000年 M・ナイト・シャマラン監督。三部作の第一作。「スピリット」「ミスター・ガラス」に繋がります。

あらすじ

フィラデルフィアで起こった列車衝突事故。131人が死亡した事故で、デビッド(ブルース・ウイリス)はただ1人生き残った。

そしてイライジャと名乗る男が現れ、デビッドこそが不滅の肉体を持つ者“アンブレイカブル”だと語る・・。

感想

M・ナイト・シャマラン監督と言えば脚本も自身が手掛け、どんでん返しの名手と言われています。

 

この作品もラストに出てきた事実に「あっ」と驚きました。

 

しかしそれ以上に上質だなと思えたのは、オープニングでブルース・ウイリスが列車に乗っているシーン。

 

すでに映画の予告編でその列車が大事故を起こすと知っている私たちは、列車内の人々がそれぞれの時間を過ごしている様子に、これから起きることへのドキドキがだんだん高まっていきます。

 

こういう細かい仕掛けがたくさんちりばめられたシャマラン監督の作品は、他のサスペンス映画とテイストが少し異なり、とても繊細に作られているのです。

 

ただ「アンブレイカブル」という題から想像したスピーディーな展開があまりなかったので、少しだけ拍子抜けした部分もありました。

 

しかしその後の続編的な2作品があるので、この映画の位置づけが意味あるものにはなっています。

 

そして、シャマラン監督がちょい役でカメオ出演していたのがクスっと笑えました。