いい映画さがし

あのとき見逃した映画は名作だったかもしれない

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『64-ロクヨン』映画のあらすじ&感想/大作映画が空回り

2016年 未曾有の刑事ものブームだった思うのですが、その流れでこの「64」も前後編の2部作という超大作として鳴り物入りで公開されました。ですが・・ 64-ロクヨン-後編 あらすじ わずか7日間で幕を閉じた昭和64年、7歳の少女が誘拐され、殺害される事件が起…

『ザ・ブリザード』あらすじ&感想/いい映画なのに恋人役がダメ

2016年公開。こんな映画誰も知らない、ぐらいヒットしませんでした。製作費がものすごくかかっているらしいけど、日本での興行収入は推定3億円。「君の名は。」の80分の一ぐらいです。残念。ザ・ブリザード (字幕版) あらすじ アメリカの沿岸警備隊の若き隊…

『イブ・サンローラン』感想&あらすじ/こんな映画作って怒られないですか

2014年公開 フランスの偉大なファッションデザイナーの伝記です。シャネルやディオールと並び称されるサンローラン。その作品はいつも若い女性を夢中にさせるものばかりでした。 しかしサンローラン自身は鬱病や薬物中毒に苦しむなど決して平坦な人生ではな…

『エベレスト』映画のあらすじ&感想/迫力ある映像に心打たれる

2015年公開。人がなぜ山に登るのか。これまでわからなかったものが、この映画を見て、少しわかりました。言葉に表すのは難しいけれど、それは本当に純粋な山への思い。「そこに山があるから」とよく耳にしますが、ほんとうにそんな感じが伝わってきました。…

『キングダム』映画のあらすじ&感想

2019年公開。山崎賢人、吉沢亮の本気の熱量がすごい。2人はまだ粗削りですが、役者魂のようなものが見えました。 ヤングジャンプで連載されているべストセラー漫画の映画化。すでに50巻以上発行されている単行本の1~5巻までの物語です。主人公の信(山崎賢…

『クラッシュ』映画のあらすじ&感想/たしかに力作映画ですが・・

2004年 アカデミー作品賞受賞。どんな力作だろう、と思って観ました。確かに力作。 ただこのポスターはちょっと違う。こういう世界観ではないです。 クラッシュ (字幕版) あらすじ グラハム(ドン・チードル)はロサンゼルス市警の刑事。あるとき人が銃で撃…

『殿、利息でござる』映画のあらすじ&感想/真面目な力作です

2016年公開。どうしてこんな題にしたのかな。原作は磯田道史「無私の日本人」の中の評伝「穀田屋十三郎」です。「穀田屋十三郎」というタイトルじゃダメだったのかな。意外にも感動するいい映画なんですけど、この「殿、」という題からは全くそうは思えない…

『やさしい本泥棒』映画のあらすじ&感想/こういう作品を公開してよ

2013年 アメリカ・ドイツ合作 日本での公開は見送られましたが、とてもいい映画です。なんで見送られたんでしょうね。 やさしい本泥棒 (字幕版) あらすじ 二次大戦直前のドイツ。共産党員だった両親は逮捕される前に子供たちを里子に出した。 途中で弟がなく…

『あやしい彼女』映画のあらすじ&感想/20分後に面白くなる

2016年 韓国映画「怪しい彼女」のリメイクです。ある日突然、お婆さんが若い娘に戻ったら・・ あやしい彼女 あらすじ 73歳の瀬山カツは、商店街を歌って踊りながら歩く明るいお婆さん。ある時、夜の商店街の写真館が怪しい光に照らされ、そこで写真を撮った…

『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』映画のあらすじ&感想/エンドゲームに続く・・

2018年公開ですが、その解決編ともいうべきエンドゲームがもう2019年に公開されました。 インフィニティ・ウォーでもやもやしていた人たちが、エンドゲームでスカッとしたかったのか、すごい勢いで大ヒットだったそうです。 アベンジャーズ/インフィニティ…

『アベンジャーズ エンドゲーム』映画のあらすじ&感想

やっぱりこれを見ておかないわけにはいかないですね。前作のインフィニティ・ウォーのショックから立ち直れないでいるうちに、すぐに続編が公開されました。わかってはいてもハラハラドキドキの時間はとても楽しかったです。 あらすじ 宇宙最強の敵サノスに…