今宵はちょっと映画でも

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2022-01-01から1年間の記事一覧

『あなたの名前を呼べたなら』感想/この映画、インドでは公開されていない

ムンバイの生き生きした街の様子を背景に、切ないラブストーリーが描かれます。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』感想:ビョークの歌は唯一無二

これはフィクションだ、と思っていても怒りがおさまらない映画。そして胸の中のずっと奥にまで沁みた映画。

『ベルファスト』ケネス・ブラナーの自伝的映画

映画・演劇界における世界的な重鎮であるケネス・ブラナーの自伝的作品。

『マザーレス・ブルックリン』エドワード・ノートン監督作品

2000年代から温めていた企画が2019年にようやく完成。見ごたえあるサスペンスです。

『すずめの戸締まり』猫のダイジンを追って日本を縦断する物語

新海誠監督による、まるで壮大な叙事詩のように展開するロードムービー。とりあえず2時間2分のあいだ心奪われ夢中になったことは確か。

『フィフス・エレメント』感想/リュック・ベッソン監督の集大成

リュック・ベッソン監督の、私は最も完成された映画だと思っています。

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』9年もかけて作られたけど・・

製作開始からなんと19年を経て、ようやく完成したこの作品。莫大な製作費をかけヨーロッパ全体で撮影される予定が、いろいろあって縮小されたり、キャストがどんどん代わったり、さんざんな運命をたどりました。

『JFK』ケネディ暗殺事件の真相はみえたのか

ケネディ暗殺事件とはいったい何だったのでしょうか。

『13デイズ』歴史として知っておくべき出来事です

JFKという作品もありますが、こちらのほうから先に観るのをおすすめします。

『ブラックレイン』松田優作だけじゃない。この作品が名作であることにようやく気付いた。

監督:リドリー・スコット。松田優作が世界に認められた作品であり、遺作でもあります。

『アメリカン・ハッスル』クリスチャン・ベイルのカメレオンぶり炸裂

実際におきた「アブスキャム事件」をもとにしたドラマです。ほんとうに練られた上手い脚本に、思わずうなりました。

『めがね』荻上直子監督が描く人生に必要な映画

たそがれるとは、立ち止まること。そしてまだ余力があるということ。この映画は、人生に必要な映画です。

『ラストナイト・イン・ソーホー』エドガー・ライト監督のソフトなホラー

おしゃれでスピード感のあるホラー映画。ぐいぐいと連れていかれるように時間が過ぎました。

『42 〜世界を変えた男〜』感想/大リーグのジャッキー・ロビンソンデーの人

2013年 チャドウィック・ボーズマン主演。だけどハリソン・フォードが目立っています。 あらすじ 1947年、ブルックリン・ドジャースのGMだったリッキー(ハリソン・フォード)は、ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)とメジャー契約を結んだ。 誹謗・…

『LAMB/ラム』感想/禁断(タブー)が生まれる

2021年 ノオミ・ラパスが不穏な雰囲気を醸し出すが、決してホラー映画ではありません。 あらすじ アイスランドの山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア(ノオミ・ラパス)が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。 子どもを亡くしてい…

『ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版)』感想/ジョゼという響きがここちよくて

2020年 アニメ映画の隠れた名作。清原果耶と中川大志がいい演技をしています。 あらすじ 大学で海洋生物学を専攻する恒夫(中川大志)はある日、坂道を転げ落ちそうになっていた車椅子の女性ジョゼ(清原果耶)を助ける。 幼少時から車椅子で生活してきたジ…

『ファーザー』感想/アンソニー・ホプキンスの演技力の凄さ

2020年 アンソニー・ホプキンスの演技と、フローリアン・ゼレールの見事な脚本に魅了されます。 あらすじ ロンドンで独り暮らしをしている81歳のアンソニー(アンソニー・ホプキンス)は認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアン(オリヴィア・コールマ…

『ゼロ・グラビティ』感想/キュアロン監督の渾身の一作

2013年 アルフォンソ・キュアロン監督 宇宙が舞台だが、人の再生の物語。こんなに引き込まれるとは思わなかった。

『ハウス・オブ・グッチ』感想/ガガと巨匠リドリー・スコット

巨匠リドリー・スコット監督が、ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマ。

『エリザベス』感想/ケイト・ブランシェットの凄さがわかる

ケイト・ブランシェット主演。エリザベス一世の前半生を描いています。

『紙の月』感想/宮沢りえが開花した作品

吉田大八監督。横領する女子銀行員を描いたベストセラーの映画化。

『最強のふたり』感想/いちどは観ておく作品だと思いました

フランス映画。コメディですが、社会問題を織り交ぜた深い作品。世界中で絶賛されました。

『アイデンティティー』感想/これは超おすすめです

2重構造のストーリーは実に秀逸な脚本と言えます。ただの殺人事件モノではありません。

『トップガン』感想/マーヴェリックだけでなくこれも名作だった

「トップガン マーヴェリック」が世界中で公開され、日本でも大ブームとなりましたが、その感動は実は「トップガン」あってこそなのです。

『ちょっと思い出しただけ』感想/その、ちょっと思い出すという瞬間が深い

クリープハイプの曲に触発されたオリジナルストーリー。

『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』感想/この作品は言うなれば先駆者的な

一度踏み込んだら抜け出せない。適度に難解で魅力的な沼のようです。

『千年女優』感想/夭折した天才今敏監督

今だからこそ理解される優れた表現。声優さんもいい仕事をしています。

『ゲーム』感想/マイケル・ダグラスがボロボロに

これは監督の「遊び」とも言える、唯一無二の作品。

『ライトハウス』感想/モノクロで際立つ2人の怪演

絶海の孤島の灯台で、ほぼ2人だけの芝居に圧倒される。灯台を見るたび思い出しそうです。

『コリーニ事件』感想/ドイツの歴史と司法の問題に切り込んだ秀作

ドイツの世界的ベストセラー小説の映画化。これは実によくできた力作です。往年の西部劇スターのフランコ・ネロが渋い。