いい映画さがし

あのとき見逃した映画は名作だったかもしれない

『ムーンフォール』映画のあらすじ&感想/つっこみどころ多いが娯楽作品としては合格ライン

2022年 Amazon Prime Videoで配信。月が落ちそうになるお話。いくらお金がかかってるのだろうか?

あらすじ

原因不明の力によって月が本来の軌道から弾き出され、あと数週間で地球に激突するという驚くべき事実がNASAアメリカ航空宇宙局)にもたらされる。

NASAは現地調査を試みようとするが、同時に組織内部で、とある情報が隠ぺいされていたことが発覚する。

地球と月を救うため、NASAの副部長ジョー・ファウラー(ハル・ベリー)、過去のある事件からNASAをクビになった元宇宙飛行士のブライアン・ハーパー(パトリック・ウィルソン)、天文学博士を自称するKC・ハウスマン(ジョン・ブラッドリー)の3人が立ち上がり、未曽有の危機に立ち向かう。映画.com

感想

ひとことで言うと、ハチャメチャなSF映画、なのかもしれません。

かもしれない、というのは、映画として面白くないわけではないからです。

しかしストーリーへのツッコミどころは際限なくあり、それを忘れるほどの面白さではないので、やっぱり後半、「ありえんでしょ」とつぶやいてしまいます。

ムーンフォール、いかにも神秘的なきれいなタイトル。

もう少し動と静を組み合わせて月の美しさに寄せた悲し気な展開でも良かったですが、映画はとにかく動、動の繰り返し。

2時間ずっと天変地異が起こりっぱなしです。

月に行くまでの流れも無理やりですが、ここまでくるとだんだん爽快になってきて、月へ行く3人を応援したくなるから不思議。

こういうジャンルのことをディザスターパニック映画といいますが、とにかくすごい映像が展開するので、もうそれだけでいいのかもしれません。

お休みの日に、ご家族で観れば楽しめる作品と言えるでしょう。